【デジタル給与は始まるの・・・!?】

『ひとつになろう🌏WFCAプロジェクト』
みなさん、こんばんは😊
本日は、
「デジタル給与」についてです。
ニュースや新聞でも話題になっていましたが、
政府は給与のデジタル払いについての制度を進めています。
当初は2020年度の導入予定を目指していましたが、
いよいよ、21年度にはスタートさせたい見込みだそうです。
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『デジタル給与「21年度中に実現」 規制改革会議で厚労省』
政府の規制改革推進会議の作業部会は5日、解禁が議論されている給与のデジタル払いについて関係団体へのヒアリングを実施した。
制度を扱う厚生労働省や慎重な姿勢を示す連合や全国銀行協会などから意見を聞いた。
厚労省は近く具体的な制度案を示し、2021年度のできる限り早期に実現する方針を説明した。
デジタル給与では賃金が現金手渡しや銀行振り込みではなく、キャッシュレスサービスに入金されるようになる。
「PayPay(ペイペイ)」や「楽天ペイ」などに振り込まれるイメージで、キャッシュレス化が進むなかニーズが高まっているとされる。
連合が懸念を示すのは振込先になる資金移動業者の安全性だ。
5日のヒアリングでも連合は
「選択肢として労働者に提供するのは慎重になるべきだ」と訴えた。
業者が破綻した場合に払い戻しに時間を要することや不正利用が発生した際の対応に課題があると主張する。
解禁され、利用者が増えれば預金が減る可能性が高く、銀行業界も慎重な立場だ。
厚労省は次回の労政審で具体的な制度案を示し、議論を加速させると説明した。
安全性確保のため資金移動業者に保険会社などと契約させ、破綻してもすぐに給与が支払われるようにしたり、銀行口座と併用させたりするルールを検討している。
引用:2021年4月5日 21:41 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA050VF0V00C21A4000000/
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東南アジアや
アフリカなど、
国民の多くが「銀行口座」を持たない国々では
お給料がスマホで支払われることは、
至極当然なことです。
そして、
友達や家族にもスマホで「送金」も当たり前の文化になっています。
スマホをかざすだけだったり、電話番号入力をするだけで簡単に送金できるのです。
つまり、
銀行を経由しないってことですね。
デジタル後進国と言われる日本では、
想像がつきにくいかもしれませんが、
口座を持たない人たちにとっては、本当に便利なことなんです。
日本でも、
今回のコロナ禍の状況で、
働いた報酬をその日に欲しいという人も増えているそうです。
また、給料日を待たずして報酬を手にしたい人も増加しているようで、
世間もキャッシュレスへの要望が高まっています。
一方で、
「デジタル」というのは便利な反面、プライバシーを侵害されやすいとも言われています。
「デジタル」は、「管理・監視」がしやすいんですね。
反対に、
「アナログ」は不便ですが、プライバシーは侵害されにくいとも言われます。
「デジタル給与」の導入には
セキュリティーの強化や
プライバシーの保護が強く求められますね。
そして、
銀行の役割ですが
メガバンクの「システムトラブル」も相次いでいる中、
今後、ますます、
消費者に対して「存在意義」を求められる立場になっていくと予想されます。
大切な資産の預け先のひとつである銀行です。
みんさんも、注意して動向を見守ってくださいね。
本日も、お読みいただきありがとうございました。