みなさん、こんばんは😊
今夜は、
「アダプティブ・ラーニング」と言うものをご紹介します。
子どもたちや、学生の学習方法のひとつなんですが、
アダプティブラーニングとは、
簡単に言うと、これまでのような、一律の学習内容を提供するのではなく、
タブレットやスマホを利用した、AI(人工知能)による個人学習方法のことです。
アダプティブは「適応性のある」という意味の英語で、日本語では適応学習と称されることもあります。
コロナの影響もあり、小学校や中学校でもタブレットを支給している自治体も増えてきました。
AIが生徒の理解度に合わせて、学習方法や問題を臨機応変に変えていく方法で、
個人個人に合わせたカリキュラムになるため、効率的な学びを実現できるそうです。
受験の学習に加え、資格試験や技能の習得といった様々なシーンでも活用され始めています。
これまでは、学習塾や家庭教師などで熟練の先生が、そういった個人的な指導や弱点克服を指導してきましたが、
現在は、家にいながら、タブレットで、自分の不得意教科や学習ポイントをピンポイントで学習できるため、非常に効率よく学習ができるそうです。
2004年頃からニンテンドーDSや、タブレットを利用した学習方法が存在してきましたが、
これまでと大きく違うのは、
ひとつ目は、AI(人工知能)技術の向上により、より精度の高い学習効果を生み出すことができる。
ふたつ目は、IoTの利用により、タブレット自体が常にインターネットと接続されていているため、最新の学習結果や傾向をリアルタイムで反映できることです。
これにより、
本当にムダのない個人学習を可能にしました。
さらに、
生徒本人が課題の分析・策定ができ、採点まで行えるため、指導者の負担や、時間も削減されていくそうです。
もう、たくさんの教科書や、重たい辞書を持ち歩かなくていいんです。
もう、闇雲にたくさんの問題や、ドリルを解く必要もなくなったんです。
このように、
子どもたちの学習方法は劇的な変化を遂げています。
ではでは、
学習方法が劇的に変化をした、子どもたちは
成績も劇的に向上しているのでしょうか?!
ここからが、面白いんですが、
学習方法が、劇的に向上したとしても・・・
「やる気」や「好奇心」が高まらない限り、
成績には反映されないそうです。
当たり前のような話なんですが、
そもそも、モチベーションの低い人たちには、また別のカリキュラムが必要になるのです。
そして、
「やる気」を高めるための、
コーチング塾や、モチベーション塾が
広がっているそうです。
さらに、
「やる気」や「好奇心」を高めるために、
ゲーム要素を取り入れたり、ポイントを付与するようなプログラムを組み込んだ、
AIソフトも開発されているそうです。
テクノロジーの進化により、世の中はどんどん便利になって行きます。
けれど、本質は人間であり、
テクノロジーの裏側には人間の意識や心が重要な鍵になっていると感じました。
本日も、お読みいただきありがとうございました。