2021/3/17

【デジタル通貨とタンス預金・・・ 】

みなさん、こんばんは😊
昨日は、
「フィンテック」と「フィンサム」についてのお話でしたが、
今日は、日銀の黒田総裁が「フィンサム」で登壇された際の内容が記事になっていましたのでご紹介します。 
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『日銀黒田総裁「CBDCの実験は今春」』
日本銀行の黒田東彦総裁は16日、金融庁と日本経済新聞社が共催したフィンテックをテーマにした国際イベント「FIN/SUMフィンサム」にビデオメッセージを寄せ、
中央銀行デジタル通貨について「この春からはいよいよ実験を開始する予定」とスケジュールを再確認した。
黒田総裁は
「日本銀行として、現時点でCBDCを発行する計画はないとの考え方に変わりはありません」としつつも、決済システム安定性と効率性を確保するため、今後の環境変化に対応できるように対処する必要があると述べた。
さらに、世界的にデジタル社会を迎える中で中央銀行として中央銀行が発行するお金をどのような形で提供していくかを考えるべきだとし、
中央銀行のサービスを提供するあり方として
「セントラルバンキング・アズ・ア・サービス(Central Banking as a Service)」を考えていきたいとした。

引用:MARIE HUILLET 2021年03月17日 / 11:07
https://jp.cointelegraph.com/news/bank-of-japan-governor-says-cbdc-preparation-can-t-wait-until-hour-of-need
コインテレグラフジャパン
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「中央銀行デジタル通貨(CBDC:Central Bank Digital Currency)」
とは、一般的に
次の3つを満たすものであると言われています。
(1)デジタル化されていること
(2)円などの法定通貨建てであること
(3)中央銀行の債務として発行されること

日本では、現時点でデジタル通貨の発行予定は無いとしつつも、
この春からは、実験段階も視野に入れているそうです。


そして、
デジタル通貨への実験を始めようとしている黒田総裁のお話の一方で、
今朝は、「日本銀行」についての別の記事が流れていましたのでご紹介します。

タンス預金が、初めて100兆円を突破したそうです。
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『「タンス預金」増え、個人保有の現金初の100兆円突破…前年比5・2%増』

日本銀行が17日発表した2020年10~12月の資金循環統計(速報)によると、昨年12月末時点で個人(家計部門)が保有する現金が、初めて100兆円を突破した。
前年同期と比べ、5・2%増の101兆円と過去最高となった。
高齢者を中心に、自宅で現金を保管する「タンス預金」を増やす傾向が強まっている。
政府は昨年、1人あたり一律10万円の定額給付金を支給したが、その一部が貯蓄に回った可能性がある。

 金融資産のうち、「現金・預金」が54・2%と半分以上を占めた。 金融機関を除く民間企業の現金・預金は、16・6%増の311兆円と大幅に伸びた。
新型コロナウイルスの感染拡大で景気の先行きが読みにくくなっていることから、企業が手元資金を厚くしているとみられる。

引用:読売新聞オンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/466d2e8c7eb5501a60e18b57d2814bf632e6706e
最終更新: 2021年3/17(水) 14:42
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急速に、デジタル化を進めることで、「現金」や「タンス預金」などの個人資産を個別に特定したい政府の意向と
社会が不安定で、先行きが不透明になればなるほど、「タンス預金」や「現金」を手元に残しておきたいと思う個人。
さらに、
好調な株価とは裏腹に配当や給与には還元されず、「手元資金」や「内部留保」を手厚くしている民間企業。
銀行、政府、個人、企業とが
それぞれの思惑や環境の中で、
「金融」を軸にして複雑に絡み合っています。

正しい選択や、正解は解りづらいものですが、
自己責任が求められている個人資産の管理のためには、
世の中の動向や制度などにも、敏感に目を向ける必要があると感じました。

本日も、お読みいただきありがとうございます。

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