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全国のWFCA会員の皆様こんにちは。
本日は土曜日担当【本部直轄支社】の鹿児島支社より、
『桜島焼』という焼き物の創始者であり
陶芸家の橋野 翠史(はしのみどり)さんをご紹介します。
🌋【エネルギーの源・桜島を表現した陶器】🏺
翠史さんは活火山「桜島」の麓の町で生まれ育ち、
1976年に白薩摩焼の窯元『桜岳陶芸』を立ち上げられました🏺✨
しかし、当初は白い焼肌が特徴の白薩摩焼の白い生地に桜島の火山灰が混じり、苦戦を強いられたそうです😓
そんなある時、
『空から降ってくる火山灰は天からの贈り物なのかも・・』とふと感じたそうで、
その瞬間、厄介物の火山灰が宝物のように思えたそうです✨
そこから研究を始め、火山灰と鉄分の多い真っ赤な温泉水を粘土と釉薬(ゆうやく)に混ぜて高温で焼いたところ
完成した陶器はキラキラと銀色に輝いて、
桜島焼の最高傑作品である【銀彩】が誕生したのだそうです🏺✨
※【銀彩】とは
技術的に非常に難しく、全ての条件がうまく整った時にのみ現れる銀色の輝きと模様で、
芸術性のある焼き上がりの成功率は5%に満たないと言われています。
『桜島焼』では釉薬も桜島で採取された様々な草木から生成されています🏝
天の恵みの火山灰と地の恵みの草木が融合した桜島の恵みで、
ここでしかできない作品が完成します☝️✨
通常、鉄分が多い材料は
成形が難しく、肌の綺麗な物が作りづらいので焼き物作りでは敬遠されています。
しかし、『桜島焼』は鉄分を多く含みながらもその欠点を克服し、
使用を重ねるにつれて表情が味わい深くなる特徴を持っています✨
また、酒器として使用するとお酒などの飲み物がマイルドな味わいになるそうです🍶
『桜島焼』は焼物にとって扱いにくい火山灰を利用した、
まさにマイナスをプラスに転換させた『逆転の発想』から生まれたものです🔁✨
翠史さんは幼い頃から身体が弱く、5回の大手術を経験されました🏥
「励まし、勇気づけてくださった周囲の方々への恩返しが活動の原動力になっている」
と語られます。
マイナスをプラスに転換する発想は翠史さんの考え方そのものなのかもしれませんね☝️
いつも太陽のように明るく温かくパワフルに活動されている翠史さんの工房は
にぎやかで笑い声が絶えません😆✨
特にお嬢様との掛け合いは絶妙です👍
そんな橋野 翠史さんの『桜岳陶芸』へようこそおじゃったもんせ(いらっしゃいませ)〜。
桜島焼 窯元 『桜岳陶芸』
https://www.ougaku.com/
本日もお読みいただき有難うございました👏
〜DDE 鹿児島支社〜
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