🌐WFCクラブ公式🌐
WFCクラブの皆様こんばんは。
本日は【高知中央支店】からお送りいたします。
🌲【四国犬と生きる ― 受け継がれる魂、里山への感謝】🌲
日本犬は元々、山間部で狩猟犬や番犬として人々の生活に寄り添ってきた犬種です🐕
山中での厳しい環境に適応しながら人と共に狩猟を行っていたこれらの犬が「山だし」され、
改良や選別を経て現在の日本犬として保存されてきました⛰️
日本犬保存会では、その原点ともいえる「猟能(狩猟能力)」を維持するため、
毎年「猟能研究会」を開催し、犬本来の資質と伝統の保存に努めています🏞️
近年では、熊の出没による被害が全国的に増加しており、
日本犬の優れた警戒心と俊敏な行動は熊などの有害鳥獣の駆除や追い払いにも有効であると考えられています🗾
特に高知県では県原産の四国犬(かつて「とさいぬ」と呼ばれた地犬)が、
昭和初期からシカやイノシシ猟に活用されてきました🦌🐗
猟銃と連携して獲物を追い詰める四国犬の高い能力は当時の狩猟文化を象徴する存在だったといえます。
昭和12年には国の天然記念物にも指定され
四国を代表する日本犬としての地位を確立しましたが、
現在では個体数が著しく減少しており、わずかな愛好家によって辛うじて保存されているのが現状です。
こうした背景を踏まえ、私たちは高知県に伝わる伝統的な猟犬の活用技術や狩猟文化を後世に残すため、継承活動に取り組んでいます🤲
そして、生まれ育った高知県北川村において
「認定鳥獣捕獲等事業者」として県の認定を受け、土佐の里山グループ合同会社を設立しました🏢
地域では、増え続けるシカやイノシシなどによる農作物被害が深刻化しているため、
有害鳥獣の駆除を通じて地域環境を守るとともに、捕獲した獣を「ジビエ」として有効活用する仕組みづくりにも取り組んでいます🍲
狩猟は人と自然との共生を学ぶ場であり、
地域文化と生態系のバランスを保つための重要な営みです🌲🚶♂️🐕🦌🌲
私は、先人たちが築いた四国犬と共にある狩猟文化を次世代に継承し、
里山の暮らしと自然環境の調和を守り続けていきたいと考えています⛰️
本日もお読みいただき有難うございました。
〜高知中央支店〜
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