【二極化するダイヤモンド💎】
『ひとつになろう🇸🇱WFCAプロジェクト』
みなさん、こんばんは😊
本日は、「ダイヤモンド」についてのお話です。
日経新聞の記事をご紹介します。
↓ ↓ ↓
==========
『半値の合成ダイヤ 身近に
宝飾用、米大手が日本進出
環境配慮で若者つかむ』
炭素から人工的に作る「合成ダイヤモンド」が宝飾用として国内で広がり始めた。
天然ダイヤと比べて価格が5~7割安く、加工技術の向上で輝きなどの品質も高まった。
環境に配慮して生産する点が若年層に支持されている。
米大手の日本進出など扱う店舗も増え、ファッションとして身近な存在になりつつある。
2月、東京都港区の宝飾店を訪れた20代の女性会社員は5万円台の指輪を購入した。
中心に光るのは合成ダイヤ。
天然と比べて半額程度であり、
「価格が安く品質は天然物と変わらない。
自分用には合成の方がいいかな」
と満足そうだ。
天然ダイヤは地球の深部で数十億年間、高温高圧の環境下で炭素が結晶化してできる。
一方で合成ダイヤは工場内で地球深部を再現して作る工業製品だ。
天然と比べて物質的な違いはない。価格は重さや輝きなどの等級によって異なるが5~7割安い。
(中略)
合成ダイヤはこれまで硬い性質から研磨剤の原料などに使われてきた。
00年代から主要生産国の中国での設備投資が増え、加工技術の向上から宝飾用に利用されるようになった。
大きな転機は18年。
天然ダイヤの採掘量で世界の3分の1(金額ベース)を握る大手の英デ・ビアスが合成ダイヤへの参入を発表した。
価格を大幅に抑えることで天然とすみ分け、手軽にファッションとして身につける新市場を開拓した。
米連邦取引委員会(FTC)は18年、ダイヤモンド商品の要件として「天然である」という文言を消し、「合成と天然ダイヤは同一であり、採掘されているか、人工的に作られているかによる質の違いはない」とした。合成ダイヤに政府の「お墨付き」を与えた形だ。
合成ダイヤは消費者の第2の選択肢になりつつある。
米コンサル大手ベイン・アンド・カンパニーによると、18年に約400万カラットだった合成ダイヤの生産量は20年には600万~700万カラットと1.5倍以上に増え、世界のダイヤ産出量の約5%を占めるようなった。
合成ダイヤの最大の消費市場は米国だ。
デ・ビアスに加えて俳優のレオナルド・ディカプリオ氏など有名人が手がけるブランドが多く、若年層を中心に浸透している。
引用:
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20210409&ng=DGKKZO70834280Y1A400C2TJ2000
NIKKEI
========
最近の若年層と呼ばれる年代は、
あらゆる業界を急速に衰退させる世代とも言われています。
ゴルフやビール、車や時計、ジュエリーまで。
時代の流れと共に、
価値観の変化や美意識は大きく変わります。
ジュエリー業界も
「消滅リスト入り」している業界だと言われています。

ダイヤモンドの「4C」についても、
分からないというよりも、興味がない若者が多いそうです。
そんな若年層の中にも
「ダイヤモンド」への認知や興味が広がっているという記事は
WFCAプロジェクトとしては、よいニュースではないでしょうか。
私達のプロジェクトで
担保として紐付いているダイヤモンドは、
シエラレオネ産の
「天然ダイヤモンド」です。
記事の中で紹介されている、
「合成ダイヤ」と大きく違うのは
鉱山から採掘し、採掘から研磨、研磨から販売までの「一元管理」を行っている点です。
「原石」から「カットダイヤモンド」まで
ブロックチェーンのシステムを利用し管理されています。
そのことによって、
所有者の方には安心して「ダイヤモンド」を身に付けていただくことを保証しています。
昔から、ダイヤモンドに限らず、
「石」には念が宿るとも言われますね。
そして、
ダイヤモンドは石の中でも
「世界最強のエネルギーを持ったパワーストーン」
とも呼ばれています。
どこで、どのように生成され、
どのような状態でお客様の手元に
お届けされたのかをお客様自身が管理できれば、
より価値を感じていただけると考えています。
トレサビリティーの具体的な流れは、
またLINE記事でも詳しくご紹介したいと思います。
地球の深部で数十億年間の時を経て、
高温高圧の環境下で結晶化された
「天然ダイヤモンド」と
工場内にて僅か2週間ほどで、
出来上がる「合成ダイヤモンド」。
選択するのはお客様であり、
物語や価値を色付けするのもお客様です。
いずれにしても、
ダイヤモンドが、若者を含めてファッションとしても、
価値があるものとしても、
幅広い世代に受け入れられ
結果としてダイヤモンド業界が活気付いていくことは
我々のプロジェクトにおいて、好材料だと感じました。
本日も、お読みいただきありがとうございました。